WEBrick で広告ブロッカーを作成して、使ってたまではよかったんだけど、
- 大きいファイルをダウンロードすると、ルータにしているノートPCが落ちる
- YouTube とかの動画の再生が始まるまでが長い
ということに気がついた。
これは
- どのサイトのページでも、どんな content-type のファイルでも、必ず一度 proxy のプロセスを通る（ように設定している）
- WEBrick がファイルの内容を全部受けとってからブラウザ側に流している（らしい）
のが原因みたい。
ということで、「アクセス先やファイルの種類によっては proxy を通さずアクセスする」という方法を、 proxy.pac （自動プロキシ設定ファイル）を作成して実現。
ファイルは基本的には JavaScript ファイルで、内容はこんな感じ（コメントは追加）。
自作 proxy は、 192.168.0.1 で 8080 を listen してます。
function FindProxyForURL(url, host) {
if ( shExpMatch(url, "http://*") ) {
// HTTP にのみ注目、それ以外のプロトコルは素通りにする
if ( isInNet(host, "10.0.0.1" , "255.0.0.0" )
|| isInNet(host, "127.0.0.0" , "255.0.0.0" )
|| isInNet(host, "192.168.0.0" , "255.255.0.0" ) ) {
// private network へのアクセスはスルー
return "DIRECT";
} else if ( shExpMatch(host, "*youtube*")
|| shExpMatch(host, "*stage6*") ) {
// YouTube, stage6 はアクセス速度低下に繋がるため
// スルー
return "DIRECT";
} else if ( shExpMatch(url, "*.zip*")
|| shExpMatch(url, "*.exe*")
|| shExpMatch(url, "*.cab*")
|| shExpMatch(url, "*.gz*")
|| shExpMatch(url, "*.lzh*")
|| shExpMatch(url, "*.bz2*")
|| shExpMatch(url, "*.flv*")
|| shExpMatch(url, "*.swf*")
|| shExpMatch(url, "*.divx*")
|| shExpMatch(url, "*.js*")
|| shExpMatch(url, "*.jpg")
|| shExpMatch(url, "*.png")
|| shExpMatch(url, "*.css")
|| shExpMatch(url, "*.gif")
) {
// 上記のファイルは見ても仕方がないのでスルー
// （.html だけを対象に見ればいいかというと、 cgi やら
// php やら何やかんやがあるのでホワイトリスト方式に）
return "DIRECT";
} else {
// 上で除外したもの以外は proxy を通す
return "PROXY 192.168.0.1:8080";
}
} else {
return "DIRECT";
}
}
このへんのページを参考にしました。
http://ash.jp/freebsd/proxy_auto.htm
http://homepage1.nifty.com/yito/anhttpd/faq/autoproxy.html
http://wp.netscape.com/eng/mozilla/2.0/relnotes/demo/proxy-live.html
