Lazy Diary @ Hatena Blog

PowerShell / Java / miscellaneous things about software development, Tips & Gochas. CC BY-SA 4.0/Apache License 2.0

誕生日攻撃

「誕生日攻撃」の説明を読んでいて感じた違和感の話。
Google 先生に聞いてみても、答えの多くはただ「誕生日のパラドックスと同じで、ハッシュ値が同じになる確立は思ってるより高いよ! だからハッシュの耐性は 2^n でなくて 2^(n/2) で評価しようね!」っていうことだけを言っていて、どこが攻撃なんじゃい!と思っていたのだけれど、これはつまり


「どうでもいい並びの平文を2つ以上作って送信し、そのハッシュ値が同じであることから、相手(送信先)が『同じ平文が来た!』と思いこむことを利用して攻撃する方法」


なの? つまり、ハッシュの強衝突耐性に依存したシステムで、強衝突耐性が突破されているようなハッシュを使ってたらマズいよ、とか、そういうあたりまえの話?
あと、これを利用して攻撃できる(攻撃が成功した)システムって具体的に何があるの?と言われると、こっちはただの勉強不足なんだけど、さて……