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PowerShell / Java / miscellaneous things about software development, Tips & Gochas. CC BY-SA 4.0/Apache License 2.0

文化的まちがいさがし - 知識の価値はどこにあるか

  • (A) 「何を覚えて、何を理解しているか」より、「どの本のどこに何が書いてあったか覚えている」方が重要。人の記憶なんていい加減なものだし、自分の理解だって怪しいものだ。どこに書いてあったか分からないと、自分が成長してから内容を見直すことができない。それは、自分の理解が正しかったか誤っていたかが確認できないということだ。
  • (B) 「どの本のどこに何が書いてあったか覚えている」よりも、「何を覚えて、何を理解しているか」の方が重要。本そのものをすべて持ち運んでその都度参照することは難しいし、災害などで本が滅失することもある。知識や理解はなくならないし、盗まれない。それに、本に書いてあったことは、それをどう使えばよいか理解していることで、より役立てられる。

覚えたり理解したりしている物事が少ないうちは(A)の考えかたでも済むんだけど、知識や会話の量・頻度が多くなると(B)でなければ運用できないようになるんだよね。昔は(A)の考えかたが優勢だったりしたのかしら。