分かりにくいので英語を例にとりましょう。
- (A) 「英語が分かる」というのは、単語を見て正しい発音ができること。本の内容を流暢に音読できることと同じ。
- (B) 「英語が分かる」というのは、文章を見て英語の意味が分かること。発音は怪しくても構わない。
- (C) 「英語が分かる」というのは、単語を見て日本語での意味が言えること。辞書の内容をそらんじられることと同じ。
- (D) 「英語が分かる」というのは、文章を見て日本語での意味が分かること。単語単独での意味は説明できなくても構わない。
「発音ができること」と「意味が分かること」の分離が出来ていない人って、実は多いのでは。たしかに国語や英語の授業だと、まずは文章をスラスラ読めることが評価されますもんね。