EnterpriseDB EDB Enterprise Plan*1は、仮想環境で使っても、データベースサーバに割り当てた仮想CPUコアのみが課金対象となる*2。 一方、Oracle Databaseを仮想環境上で使う場合、Oracle製品が稼働する物理サーバーの全てのプロセッサーがライセンスカウントの対象となる*3。というか、そもそもOracle Databaseのライセンスはめちゃくちゃ複雑で、各種データベース製品のライセンスについて書いたドキュメント*4があったので見てみたんだけど、EnterpriseDBの説明が半ページ、Microsoft SQL Serverの説明が約2ページなのに比べて、Oracle Databaseの説明は16ページもある。
Oracle DatabaseとEDB Enterprise Planの価格比較自体は、EnterpriseDBがいろんなところで出しているんだけど*5、仮想環境まで含めた場合の価格の比較例は少し調べただけでは見つけられなかった。
*1:ちょいちょい名前が変わるが、EDBのOracle互換機能がついたもの
*2:参考: https://www.ashisuto.co.jp/product/category/database/postgresql/detail/
*3:参考: https://www.intellilink.co.jp/business/platform/license-guide_countexample.aspx
*4:https://houseofbrick.com/wp-content/uploads/2020/09/2016_HoB_RDBMS_Licensing-White-Paper.pdf#page=11
*5:たとえば https://www.profelis.com.tr/wp-content/uploads/2020/09/Oracledan_Ayrilma_20200922.pdf#page=27