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世界最先端デジタル国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画に書いてある「31.5GhzのCPU」

日本政府の情報システムに関する方針としては、2013年に「世界最先端IT国家創造宣言」が決定されてから、世界最先端IT国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画(2017年)→世界最先端デジタル国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画(2018年)といった変遷を経て、現在は「世界最先端デジタル国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画の変更について」が首相官邸のウェブサイトで公開されています。

どの文書もタイトルはよく似ているんだけど、実は内容はちょいちょい変わっていて、たとえば2015年時点の世界最先端IT国家創造宣言では「国際標準に適合した文字情報基盤を活用することを原則とする」とか書いてあったのに、2019年時点の世界最先端デジタル国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画ではそれが外されちゃってるから、「文字情報基盤とか別に使わなくていいんじゃん」みたいに読めてしまったりします。適宜、古い版も参照する必要があるってことですね。

で、2019年の「世界最先端デジタル国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画の変更について」なんだけど、変な記述があって、p.2に「1990年代後半に0.2Ghz程度だったCPUの処理速度は2015年に31.5Ghzとなっている」とか書いてある。31.5GHzのCPUって何ぞ?