Lazy Diary @ Hatena Blog

PowerShell / Java / miscellaneous things about software development, Tips & Gochas. CC BY-SA 4.0/Apache License 2.0

Entries from 2018-10-01 to 1 month

平均的プログラマ以前向けのスキルの指標

「Java経験年数〇年以上のプログラマ募集」みたいなフレーズ、よく聞きますよね*1。求めるスキルを示すのに「〇〇言語でプログラミングができること」あるいは「〇〇言語経験年数〇年以上」という表現を使うことはよくあるようです。ですが、このレベルの記…

非手続き型言語における機械的計測可能で客観的なテスト充分性の指標

プログラムをテストするときに、テストの充分性を示す指標として、C0とかC1とかのカバレッジ(コードカバレッジ)がよく使われます。 C0やC1は、実行されたことがない順次処理や、分岐したことがない分岐処理が、プログラム中に残っていないか計測するための…

文化的まちがいさがし - 子供は独立した個人か

(A) 子供をあるがままに、独立した個として認める。あるがままに認めるがために、乳幼児の知能を犬やイルカと同程度と考えることを厭わない。 (B) 子供を大人に従属する存在と考える。大人に従属する存在であるがゆえに、乳幼児の知能を犬やイルカと同程度と…

文化的まちがいさがし - 学校で日本語をいちから教えるか

(A) 日本語のリスニング・リーディング・スピーキング・ライティングはすべて小学校でいちから教えてくれないと困る。母語が日本語でない人に限らず、母語が方言だったり、日常の知識は口伝という土地の人もいるから。 (B) 日本語のリスニング・リーディング…

文化的まちがいさがし - 三分間スピーチ

(A) 学校に三分間スピーチがある文化。初めて三分間スピーチをやったのは小学校高学年くらい。 (B) 学校に三分間スピーチがない文化。社会人になって、初めて三分間スピーチというものを知った。 私は(A)だったこともあって、The peanutsのshow and tellのエ…

文化的まちがいさがし - 学校の先生の口伝は大切な話か余談か

(A) 先生が教科書に書いてないことを話しているのは、教科書だけでは分かりにくいところを教えてくれているから。だから、教科書に書いてないところをちゃんと聞くのが大切。 (B) 先生が教科書に書いていないことを話しているけど、教科書に書いてないから、…

文化的まちがいさがし - 知識の価値はどこにあるか

(A) 「何を覚えて、何を理解しているか」より、「どの本のどこに何が書いてあったか覚えている」方が重要。人の記憶なんていい加減なものだし、自分の理解だって怪しいものだ。どこに書いてあったか分からないと、自分が成長してから内容を見直すことができ…

文化的まちがいさがし - 子供にとって学校とは

(A) 子供にとって学校が社会の全てである文化。ギャングエイジもちゃんとある。学校で孤立することは社会的死を意味する。 (B) 学校が大人の社会に組み込まれていて、子供にとって学校は社会の一部でしかない世界。人口密度が低すぎたりして「子供社会」が形…

文化的まちがいさがし - 「しなくていい」の意味

(A) 日本語の「しなくていい」はdon’t have to、「してはいけない」はmust notを意味する文化。 (B) 日本語の「しなくていい」と「してはいけない」に区別がなく、どちらもmust notを意味する文化。 私の中学校の先生はdon’t have toとmust notの違いを上記(…