- (A) 先生が教科書に書いてないことを話しているのは、教科書だけでは分かりにくいところを教えてくれているから。だから、教科書に書いてないところをちゃんと聞くのが大切。
- (B) 先生が教科書に書いていないことを話しているけど、教科書に書いてないから、それが本当のことなのか、それともいい加減なことを言ってるのかわからない。なので先生の話は全部「余談」で、だいじな内容じゃないとして扱う。
(B)みたいな考えを持つに至る背景を持った人ーー本人が言うには「生活のすべてが口伝で、文字になっていない」ので「誰が本当のことを言っているのか確認する方法が『本に書いてある』という以外になかった」人ーーが、「先生の持っている教科書には、自分の教科書より沢山のことが書いてある」ということを知らないまま授業を受けたりすると、そりゃ勉強も分からなくなるよね。