GitLabのビデオ会議・ビデオ通話のルール

GitLabは「民主主義的な会社でも、合意ドリブンな会社でもない*1」という前提のもとに立った前提なのでので、そうでない会社にどこまで当てはまるかは分からないけど、それでもフルリモート業務の先達として参考になるかと。

ちなみにGitLab社がabout.gitlab.comで公開しているドキュメントはMITライセンスになっている。今気付いたんだけど、よく「働きかたが文書化されていて、2000ページ以上ある」と言われる「GitLab Handbook」以外にもドキュメントがあるのね。 https://gitlab.com/gitlab-com/www-gitlab-com/-/blob/master/LICENCE

面白い点を挙げてみたけど、ビデオ会議・ビデオ通話のルールがごっちゃになってるかも。

まず本当にビデオ会議が必要か考える*2。そのうえで、必要であれば出席はオプショナルにする*3。
- 各担当者と非同期・個別にやりとりすると情報が共有されないのが心配だけど、結論は必ず文書化される*4から大丈夫、ということなのかな。
ビデオ会議に子供が突入してきてもOK*5、ペットも友達も家族もOK*6。その人を知る機会になる。現地語であいさつをしてみよう。
- ISMS上どういう管理になっているんだろう。会議を公開情報に分類してるというわけでもなさそう*7。業務上知りえる情報のデフォルトの機密性がどの分類にあるかという話だと思うけど、情報の扱いの責任は各個人に帰属させた*8上で、GREENに分類されている情報*9の割合が多いということ？
ヘッドフォンを使え*10。
やりとりが3回つづいたらビデオ会議に移る目安*11。Zoomが推奨。
push-to-talkにShushを使う*12。
- 常時マイクONじゃないってことですね。
ハイブリッドミーティング（一部メンバーは会議室でスピーカーとカメラ使用、他のメンバーは個別の端末で参加）は非推奨*13。会議室側で行われている会話の内容を共有しにくい、会議室側でマイクをOFFにしづらい、会議室側の参加者の反応が分かりづいらい、会議室側で誰が喋ってるか分かりづらい、通話のディレイに差ができる、個別メンバーの画面共有がしづらい、スクリーンが遠くにあると見づらい、画面が共有だと自分の見たいスライドに移動できない*14、みんなで同じ議事録に書き込みにくい、となりの人が話した内容が遅れてスピーカーから聞こえてくる、自分だけミュートしても他の人のマイクから音声が聞こえてしまう。全員個別の部屋で参加した方がよい。
動画を録る・見る方が記録も理解も早いのであれば録画*15。
会議のあいだに余所事しててもOK*16 *17。離席してもOK*18。飯を食べてもOK*19だけどマイクはOFFにしろ。
ちゃんとした服装をしろ、ちゃんとした服装というのは上半身と下半身が隠れていること（Properly dressed means that you are wearing clothing that covers the top and bottom parts of your body.）*20。
話している間の割り込み歓迎*21。
ビデオ会議でも禁煙。どうしても吸いたければカメラはOFFにして*22。
カメラは常時ON*23。OFFにするのは、タバコを吸う場合*24と、GitLab社外のメンバーが参加している会議で離席する場合*25・飯を食べる場合*26。