Lazy Diary @ Hatena Blog

PowerShell / Java / miscellaneous things about software development, Tips & Gochas. CC BY-SA 4.0/Apache License 2.0

Test-NetConnectionの不思議な挙動

最近はICMP Echoに応答しないサイトも多い(たとえばlogin.live.com)。そんなときは、TCPでポートを指定して接続確認が行えるTest-NetConnectionコマンドレットが便利に使える。

ただこのTest-NetConnectionコマンドレット、ネットワーク接続が確立していない場合に妙な挙動をすることが多いみたい。

名前解決は可能だが接続先ホストに到達できない場合(VPN接続確立前など)

名前解決は可能だが接続先ホストに到達できない場合、Test-NetConnectionは名前解決で返ってきたすべてのAレコードのIPアドレスに対して接続を試みるように見える。ラウンドロビンという観点から見れば正しいと言えば正しいのだが、AレコードがいっぱいあるFQDNだとエラーが大量に出て鬱陶しい。

名前解決もできない場合(WiFi AP接続前など)

名前解決もできない場合、Test-NetConnectionは使用できるすべてのNICで通信を試みるように見える。有線LANと無線LANとWSLの仮想NICVMWareの仮想NICBluetoothネットワークと……と環境によっては結構な数のエラーが出るため、こちらはこちらでやはり鬱陶しい。