最近はICMP Echoに応答しないサイトも多い(たとえばlogin.live.com
)。そんなときは、TCPでポートを指定して接続確認が行えるTest-NetConnection
コマンドレットが便利に使える。
ただこのTest-NetConnection
コマンドレット、ネットワーク接続が確立していない場合に妙な挙動をすることが多いみたい。
名前解決は可能だが接続先ホストに到達できない場合(VPN接続確立前など)
名前解決は可能だが接続先ホストに到達できない場合、Test-NetConnection
は名前解決で返ってきたすべてのAレコードのIPアドレスに対して接続を試みるように見える。ラウンドロビンという観点から見れば正しいと言えば正しいのだが、AレコードがいっぱいあるFQDNだとエラーが大量に出て鬱陶しい。
名前解決もできない場合(WiFi AP接続前など)
名前解決もできない場合、Test-NetConnection
は使用できるすべてのNICで通信を試みるように見える。有線LANと無線LANとWSLの仮想NICとVMWareの仮想NICとBluetoothネットワークと……と環境によっては結構な数のエラーが出るため、こちらはこちらでやはり鬱陶しい。