SupabaseのPostgres-WASMだと、大量(1,000件)のINSERTができない等の問題があった。
最近PGliteがリリースされ、REPL環境もあるようなので試してみた。
- ファイルをアップロードして
\i /mnt/foobar.sqlみたいなことはできないので、まとまったSQLはすべてコピペで実行する必要がある。 - SQLの実行結果はHTML形式にフォーマットして出力される。ASCIIテキストにならないので、実行結果のコピペは面倒かも。
- 1,000件のINSERT文をコピペで実行してもエラーにならない。問題なくINSERTできているように見える。
- 統計情報はリアルタイム更新されるようだが誤差が大きい。1,000件INSERTした直後に
EXPLAINするとrows=98と言われる(これはそんなもんなのか?) - 利用できるextensionはラジオボックスでの選択式。
pg_stat_statementsなど性能関連のextensionは含まれていないので実行できない。 - シェルにはアクセスできないので
postgresql.confを編集して再起動とかもできない。
普通にSQLを実行している限りでエラーが出ていないとという意味では、純粋にSQLの確認するだけの環境としてはPostgres-WASMよりいいのかも。