Lazy Diary @ Hatena Blog

PowerShell / Java / miscellaneous things about software development, Tips & Gochas. CC BY-SA 4.0/Apache License 2.0

自社で開発したオープンソースソフトウェアは固定資産になるの?の実例収集

自社で開発したオープンソースソフトウェアは固定資産になるのか?について、SOFTICの「IoT時代におけるOSSの利用と法的諸問題 Q&A 集」C-3では以下のような説明になっている。

  • 会計上は「メンテナンス等のサービスを有償で提供することを目的としているとも考えられる(中略)資産計上した上で毎期減価償却を行うことが必要になる場合もあると考えられます」
  • 税務上は「OSSを無償で利用許諾し、将来的に何らの収益獲得又は費用削減も見込めないのであれば、一括損金処理が行えますが、そうでない場合には、資産計上した上で毎期減価償却を行うことが必要」
  • ただし「OSSを企業からOSS提供団体に対して移転させる場合には、会計上も税務上も資産計上せずに、一括費用処理(一括損金処理)されることになる」

じゃぁ実際の企業ではどのように扱われているのか?という話。

  • クリアコード社はGroongaをはじめとしたオープンソースソフトウェアを開発し、そのサポート等をサービスとして提供している。決算公告ではいずれの期にも無形固定資産は計上されておらず、Groongaなどは資産計上されていないように見える。
  • (ほかにあればここに追加していく)