Lazy Diary @ Hatena Blog

PowerShell / Java / miscellaneous things about software development, Tips & Gochas. CC BY-SA 4.0/Apache License 2.0

続・文系と理系の、プロダクトに対する考え方

トラックバックしようかとも思ったけど、むこうからトラックバックがないからいいや。(トラックバック嫌い?)*1
自分は、文系の人は「かくあるべき」な姿で作品を発表しがちか、あるいは、中途半端であっても、中途半端であること自体に意味があるようにしたがり *2 なのかなぁ、という気がしてて、だから批判されると逃げ道がないからイヤなのかなぁ、というふうにも思ってたんだけど、どっちかというと「あんたの言ってる『かくあるべき』」と違うじゃん」と言われるのを嫌う、っていうことなんですかね。
あと、文系の論文とかの場合「同意します」とか「同意できません」とかでしか評価できない、定量的評価ができないってのもポイントかな。根拠なり評価なりが何に依っているか、と聞かれたときに「自分の考えです」となりやすい。そういう状況で「あんたの論文はおかしい」と言われると、それは「あんたの考えはおかしい」と同じ意味になってしまうんじゃないかと。理系の論文なら「測定方法が問題です」とかで済む (?) からね。
あと、自分たちのプロダクトの場合は「バージョンアップ」をして古いものを obsolete にできるのもポイントかな。漸増的開発の最中に周りの意見まで取り込んじゃうから、衝突が起こりにくいのかも。あるいはブランチングという形で衝突を避けるとか。
なお、shallow copy ってのは、反対語は deep copy で、ファイルだとかコピーするときの方法の種類なんだけど、まぁ分身の術で例えましょうや。shallow copy は「忍者が高速で動いて分身の術」みたいなもんで、一人に攻撃が当たると分身は全員痛い。deep copy は「クローンを作る」みたいなもんで、一人に攻撃が当たっても他の人はへっちゃら。

*1:勘違いだったのでトラックバックします: http://elkay.moe-nifty.com/blog/2005/05/post_a32e.html

*2:e.g. 作品の作成風景を「これも作品だ」と言ってた村上隆