rsync の SRPM から、問題を修正した RPM を作ってみる（SPEC 編）

必要なファイルは揃ったので（テストはまだだけど）、加えたファイルをパッケージに含めるために SPEC ファイルに変更を加える。

• %makeinstall （%install でもよさそう）のところは次のような感じ

mkdir -p $RPM_BUILD_ROOT%{_sysconfdir}/rc.d/init.d
install -m 755 %{SOURCE1} $RPM_BUILD_ROOT%{_sysconfdir}/rc.d/init.d/rsync
install -m 644 %{SOURCE2} %{_builddir}/%{name}-%{version}/rsyncd.conf.sample

• %preun のところに次の内容を加える

if [ $1 = 0 ]; then
    /sbin/chkconfig --del rsync
    %{_sysconfdir}/init.d/rsync stop
fi

• %files のところに次の内容を加える

%doc rsyncd.conf.sample
%{_sysconfdir}/rc.d/init.d/rsync

あと、 rsync.xinetd に関する記述を削除する。

で、あとは RPM を作ってインストールしてみるだけ。

$ rpmbuild -bb ~/rpm/SPECS/rsync.spec
 ...
$ sudo rpm -ivh ~/rpm/RPMS/i386/rsync-2.6.3-0vl2.i386.rpm

あとは動作テストとか、設定テンプレートのライセンスの確認かな。