Lazy Diary @ Hatena Blog

PowerShell / Java / miscellaneous things about software development, Tips & Gochas. CC BY-SA 4.0/Apache License 2.0

VM上のUbuntuとWSL2上のUbuntuの違い

WSL2が入ったのでUbuntuを入れてみた。主にsystemdの不在に伴って、VM上のUbuntuとはいろいろと違いがある。常用のツールはWSL2で、systemdやら何やらシステム管理のお試しはVMWareでやるのがいいかな。

  • initはsystemdではなく、MSが作ったinitが使われる。systemctlは使えない。init.d以下には伝統的なシェルスクリプトが入っている。
  • snapdが動いていないので、snapパッケージのインストールはできない。snapコマンドはあるが、以下のよにエラーになる。
$ sudo snap install powershell-preview --classic
error: cannot communicate with server: Post http://localhost/v2/snaps/powershell-preview: dial unix /run/snapd.socket: connect: no such file or directory
  • NICの名前も伝統的なeth0。「enp0s3」のような命名規則ではない。

  • WindowsのC:は/mnt/c/以下にデフォルトでマウントされる。そのため、何も考えずにmlocateするとWindowsのファイルまでlocate DBに入ってしまう。 /etc/updatedb.conf の PRUNEPATHS に /mnt を追加すること。