Lazy Diary @ Hatena Blog

PowerShell / Java / miscellaneous things about software development, Tips & Gochas. CC BY-SA 4.0/Apache License 2.0

私は如何にして心配するのを止めて年賀状の宛名を手書きするようになったか

ポエムです。

背景

年賀状の宛名なんて、筆まめやら何やらで印刷すればいいとも思うんですよ。特に、私はコンピュータ・ソフトウェア・エンジニアなので、自動化はまさに自分の存在意義に関わる訳です。
でも、そういう訳にもいかない事情があるわけです。主に人間系で。

年賀状の宛先には、コンピュータ・エンジニアリングを解さない人もいます。もっと言うと、コンピュータを解さない人がいます。そういう人にとって、コンピュータは「字引き」です。「辞書」じゃないですよ?「字引き」です。アイコンという概念は理解できないので、コンピュータが動作している様子を見ても、ひらがなが漢字に変わることだけを認識して「これは字引きだ」と理解する訳です。話がそれました。

若い人でコンピュータを解さない人もいますが、そういう人は単にコンピュータに無関心なだけなので、宛名が印刷だろうが手書きだろうが問題ないと思います。もっと言うと、若いがために、そこから文句が出ても、封建社会の中で自分が受けるダメージはさほど大きくない。

リスク

問題は、一族の中で発言力を持つ人が、印刷された宛名に対して何かを気にかけたケースで、かつ自分がそこからダメージを受けるケースです。なので、たとえ自分は宛名が印刷された年賀状を受け取っているとしても、何の助けにもなりません。宛名を印刷する人は、文句を言う側の人かもしれません。それに、自分宛の年賀状の宛先面を、自分が年賀状を書く相手に見せたりしないですよね?

リスクとしては、たとえば「年賀状をすべて配偶者に作らせているのではないか」という疑惑が発生するケースが考えられます。これは配偶者が専業主婦/専業主夫だと発生しやすそうにも思われますが、かといって共働きだからといって発生しない訳ではないので(なぜかという話は土地・時代の背景によるので省略)、回避しておくに越したことはありません。

回避策

そして、このリスクを回避(低減ではなく回避です)するために、宛名を手書きするわけです。リスクの低減策として以下のような対策も考えられますが、リスク対策コストの面から採用はやめました。

  • 宛名(表面)は印刷して、裏面は手作り
    • 本当はこれがやりたかったんだけど、幼子のいる家では無理ですねコレ……
  • 宛名も(表面)も裏面も印刷して、裏面にコメントを書く
    • 自分のまわりではこれが多いですね。ただ、コメント考えるの大変じゃないですか?宛名書く方がラクじゃないですか?
  • 宛名(表面)を印刷する人と、手書きする人とを分ける
    • 管理が大変だし、高々数十枚なら手順を揃えた方が運用系がラクです。管理を間違えてリスク回避に失敗してもつまらないし。