ポエムです。
背景
年賀状の宛名なんて、筆まめやら何やらで印刷すればいいとも思うんですよ。特に、私はコンピュータ・ソフトウェア・エンジニアなので、自動化はまさに自分の存在意義に関わる訳です。
でも、そういう訳にもいかない事情があるわけです。主に人間系で。
年賀状の宛先には、コンピュータ・エンジニアリングを解さない人もいます。もっと言うと、コンピュータを解さない人がいます。そういう人にとって、コンピュータは「字引き」です。「辞書」じゃないですよ?「字引き」です。アイコンという概念は理解できないので、コンピュータが動作している様子を見ても、ひらがなが漢字に変わることだけを認識して「これは字引きだ」と理解する訳です。話がそれました。
若い人でコンピュータを解さない人もいますが、そういう人は単にコンピュータに無関心なだけなので、宛名が印刷だろうが手書きだろうが問題ないと思います。もっと言うと、若いがために、そこから文句が出ても、封建社会の中で自分が受けるダメージはさほど大きくない。
リスク
問題は、一族の中で発言力を持つ人が、印刷された宛名に対して何かを気にかけたケースで、かつ自分がそこからダメージを受けるケースです。なので、たとえ自分は宛名が印刷された年賀状を受け取っているとしても、何の助けにもなりません。宛名を印刷する人は、文句を言う側の人かもしれません。それに、自分宛の年賀状の宛先面を、自分が年賀状を書く相手に見せたりしないですよね?
リスクとしては、たとえば「年賀状をすべて配偶者に作らせているのではないか」という疑惑が発生するケースが考えられます。これは配偶者が専業主婦/専業主夫だと発生しやすそうにも思われますが、かといって共働きだからといって発生しない訳ではないので(なぜかという話は土地・時代の背景によるので省略)、回避しておくに越したことはありません。
回避策
そして、このリスクを回避(低減ではなく回避です)するために、宛名を手書きするわけです。リスクの低減策として以下のような対策も考えられますが、リスク対策コストの面から採用はやめました。